のるかそるか

自分用の覚書

4/25M『CROSS ROAD〜悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ〜』

祝!クロスロード再演!!
元々は2日後がmy初日の予定でしたが、その日は貸切のアフト付きで色々な感想を抱いたまま落ち着いていられる気がしなかったので前倒ししました。そして初めての誕生日観劇。

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初演が大好きで今回の再演も楽しみにしてて、でもセットも変わるし演出もほとんど変わる(演出家が変わるからそう)から観劇するまでドキドキしてたけど、やっぱり大好きな作品でしたね。
セットが豪華になって、盆が回って、アンサンブルも増えて、もう再演ってよりも新演出版って感じ。初演を引き継ぎつつな部分や説明が粗かったところが分かりやすくなっている部分もあり、ブラッシュアップされているなあと。でも私は初演の粗いところや厨二チックな部分を愛していたので寂しい気持ちになりました。(と言いつつも、曲が大好きなので両手未満くらいのチケットは手元にある)

 

木内パガニーニ
家族のために上手い演奏をしたくて悪魔と契約しちゃった感じ。

加藤アーシャ
アーシャちゃんって感じ。音楽が自分を自由にしてくれると純粋に信じてる姿が伝わってくる。

坂元コスタ/ベルリオーズ
初演の畠中コスタ/ベルリオーズからピリッとした感じが抜かれて、コミカルさが増された。要は全く別ってこと。

 

・開演前のアナウンスが無くなってて悲しい。30分前から劇場いたから聞き逃しはないと思う

・初演のセットがシンプルだったから、めちゃくちゃ凝ったセットになった印象。ただカノンを飾ってるケースは絶対初演の方が貴重なもの感あった。盆回るけど、転換の暗い時間がちょい長く感じるの残念

・アンサンブル増えたからシーンに奥行きが出た。あと普通に見応えがある
→別作品の記事でアンサンブルは時代?物語?を作るってお話しされている方いたけど本当にそうだなと

・パガさんエアバイオリンじゃなくて実物持ってること多くなった?
→バイオリン持ってるからか、異端審問の紐ぐるぐる好きだったのに無くなってて残念

・アムちゃんファン感が減って、パガさんを思い通りに自分のものにしたい感が強くなった印象。なんだろ……ファンから運営に変わった感じ。パガさんに対してシビア
→2022初演観劇時こんなことツイートしてた「路上で演奏してた頃からパガニーニに目をつけてた古参で自称TOのアムちゃんが、どんどん人気になっていくパガニーニに鼻高々になっていたら新規のアーシャに「ファン失格」と言われ、引退ライブの最後に自分が知らないパガニーニにとって大事な人との思い出の曲が披露されアムちゃんが無事死亡する物語」

・アムちゃんの新曲が悪魔になった経緯が歌われてるんだけど、これが入るとアムちゃんの見方変わるな
自分の中でどう変わったかちゃんと考える(メモ)

・アムちゃんがお膳立てした「あくまで自由意志」と言われたジェノバから去る話から、異端審問なのもう自由意志消えてるね。大司教様がアムちゃんボイスだし

・アムちゃんずっと赤い照明が当たってる。エリザにも当たってるときはアムちゃんがエリザを動かしてるってこと?

・畠中アルマンドが玄関で寝てて「肩揉んでほしい」って寝言を聞いて、揉んであげる木内パガさん

・バンドが袖中になったから、2幕冒頭でアムちゃんが指揮してたのが無くなった