4月10日。初めて『スリル・ミー』を観劇してきました。今回、観劇したのは田代私×新納彼の初演ペア。観終わった後に何も考えられず、気づいたら家に着いてました。怖い。
『スリル・ミー』初観劇にあたって、少し情報を探ったところ、「初見なら何も見ずに行け」と言っている人が多かったので前情報無しで行ってきました。これは本当に大正解。たくさんの誰かありがとう。
さてさて、それでは本編について触れていこうと思います。記憶力があまりないので、順番とか間違っている箇所があったらすみません。
まず、ピアニストの篠塚さんが入ってきて一音鳴らした瞬間落ちる照明。ピアノの音を聴きながら、これから始まるんだ！と思っていたら下手通路に人の動く気配が。遅れてきたお客さんかな？と思っていたら、田代私でした。舞台へ上がってからの第一声の54歳私がリアルで、別の人が演ってるんじゃない？？ってくらいめちゃくちゃ驚いた。リアルだったのは声だけじゃなくて表情も。別に特別なメイクを施してるとかじゃないんだけど、上から当たる照明の影とかで年老いてるように見えた。すごい。で、34年前へ。さっきの54歳とは違う19歳の私がいた。
公園
バードウォッチングしてる私可愛い。待ち合わせに現れた彼の私への抱き方やばい。
放火
燃える音が後ろから聞こえてきて、本当に燃えてるんじゃないかって思った。怖かった。
スポーツカー
あんな誘い方されても絶対について行っちゃいけないんだけど、謎の魅力がある新納彼。子供の手を握って連れて行くところとか、もう子供がいた！！いないけど！！
犯行後
ロープを柱に叩きつけたところで、ビクッとなってしまった。すみません。
取り調べ
自分から誘っておいて、「俺の名前は出すな」とか彼なかなかヤバイやつ。
留置所
彼が壁に当たるのを見て、箱を感じた。壁はないのに壁があった。「レイ、起きてるか？」の言い方とかすごく弱そう。
護送車
私、わざとメガネ落としてたんか！？今までの盗難品とか犯行に使った道具も残してるし私怖い。
今回観ていた中で1番ゾクっとしたのは、「わざと落としたんだ」って言った田代私です。あんなに優しい言い方で世界一怖いこと言ってんなと思いました。私は彼より上手のヤバイやつでした。
田代私と新納彼
田代私
もうなんかめちゃくちゃ真っ直ぐ。"彼と一緒にいたい"という願望を叶えるためなら手段は選ばない感じがした。
新納彼
好きな人に意地悪しちゃうタイプ。口では酷いこと言ってるのに、田代私に触れるときは優しい。
